こんにちは、はぎわらです。
今回はこの前ブルースクリーンが治ったと歓喜しているdynabook r732のグリスを塗り替えようと思います。
でもなぜグリスを塗る必要があるのでしょうか?今回はそれも踏まえてご説明します。
こちらを御覧ください。
まずCPU(中央演算処理装置)はパソコンの脳といわれています。
CPUはこのように基盤(マザーボード)(マザーボードとは、すべての部品をつなぐ橋渡し的な存在)の上に「ダイ」があります。ダイの中にコアやグラフィックチップ、メモリコントローラなどのユニットがあります。
ノートパソコンの場合、デスクトップパソコンのような「ヒートスプレッダ」という金属の部品はありません。この金属の部品とダイの間には隙間があり、この隙間を絶縁体のグリスで埋めるのですが、このグリスは年々乾きます。なので「殻割り」という行為を行い、中のグリスを変えるという人もいます。※AMDの場合ははんだ付けなので殻割りはしないほうがいいです。
ノートパソコンはダイむき出しなので、ヒートシンクと密着させるためにグリスを使います。
もともとグリスは塗られていますが、使うごとに乾いていき、完全に乾くとヒートシンクとダイの間には隙間ができ、効率的な冷却ができなくなります。
それを改善するのが、グリス塗り替えです。
かといって安価なグリスを使っても意味がありません。
グリスは「熱伝導率」が書いてあります。この数値が高いほど熱を伝え、効率よく冷却できます。
安価なものだとそれが低く、変えても高価がないことが多いです。(経験上)
その他にもPCをサクサクさせるものとして、ストレージをSSD化する方法もあります。
クローンを作り、SSDにすることにより、動作が機敏になります。
分解を伴う作業で、保証が切れたりする可能性や、最悪壊す危険性もあるので、あまりおすすめはできません。なので動作が遅いな~とおもったら専門店などに相談するのがいいと思います。僕は変態なので自分で塗り替えました。
それでは実際の写真を載せます。
ちなみシミオシのシールを張りました。
ちなみに塗った跡と前では動作の機敏さは結構違います。
HDDなので遅いことは遅いですが、かなり良くなりました。
でももう一度念押ししますが、
分解を伴う作業で、保証が切れたり、壊す危険性もあります。なのでおすすめはできません。
今回はこれにて終わりにします。
読んでいただきありがとうございました。