こんにちは、はぎわらです。
今回は、denon dcd-1300というかなり古いCDプレーヤーが読み込めなくなったので、それを自力でなんとかするよという記事です。
このdcd-1300はまだ昭和時代のCDプレーヤーで、父親から譲り受けたものです。
当時は7万ほどしたそうです。今で考えてみてもかなりいい部類に入ります。
先日より読み込みが不安定になってきていたので、今回分解して、中にあるピックアップレンズなどを掃除、レーザーの出力を調整しました。
では詳しく書いていこうと思います。
ーCDが読み込めない理由ー
・ケース1 レンズの汚れ
CDの読み込みにはピックアップレンズという部品がかなり重要で、そこからレーザーを出して読み込みます。多分
その部品は経年劣化で汚れてきます。
汚れてくると音が飛んだり読み込めないといった症状が出ます。
え、でもこのCDプレーヤーは密閉されてるんだけど!?と思われる方もいらっしゃると思います。
CDトレイ開閉時にホコリが入ることがあるそうです。実際CDトレイ周りかなり汚れてました。
・ケース2 出力低下
レンズが汚れていない場合、レーザーの強さ不足の場合があります。
大抵の場合はピックアップレンズの下の方に半固定抵抗がついていて、それを回して調整しますが、それが経年で弱くなっていることがあるので、これを回して戻します。
・ケース3 ガチの故障
レンズには寿命があります。なので本当に壊れている可能性もあります。
さらにこの機種ではないですが、「ゴムベルト」という部品があります。
ゴムベルトはトレイの開閉などに使用されるのですが、これが切れたり伸びたりするとトレイの開閉ができません。なのでよくリサイクルショップのジャンクコーナーなどにトレイ開閉NGとかのものがあるわけです。
CD読み込み不可はレンズが完全に壊れている可能性もあるし、汚れているだけという可能性もあります。
・ケース4 部品の異常
コンデンサが膨らんだり漏れていると容量抜けというものを起こすそうです。それで不具合を起こしている可能性もあります。
僕の場合はありませんでした。↑何語?
それではレンズを綺麗にする手順を書いていきます。
①電源を切り、コンセントを抜く
②ネジを外し、カバーを外す。
③ピックアップレンズを拭く。
ー注意ー
強くこすらず優しく。水は使わないでください。
壊れないように優しくが鉄則です。
④再生できない場合はレンズの出力を調整する。
僕の場合は右で弱くなり左で強くなりました。機種によって違うと思います。
⑤これでも再生できない場合は僕はもうわかりません・・
と言った感じです。
機種によって違ってくるので大体で書いてます。
僕が所有しているtoshiba sd-5500とdenon dcd-1300はレンズ清掃で治りました。
もう一度念押ししますが、
分解を伴う作業で保証が切れたり、様々なリスクがあります。
なので自己責任でお願いします。
結果として治りました。
最後の方も問題なく再生されます。
音飛び、同じところを繰り返すこともなく大丈夫そうです。またなんかあったら書きます。
間違っている箇所等ありましたら教えていただけると幸いです。
以上で終わりにします、読んでいただきありがとうございました。