こんにちは、はぎわらです。
昼寝したときに見た夢を今回はご紹介します。
実はこれを見た後に目覚めたとき、自分は涙を流していました。
現実には絶対あり得ないのですが、覚えているところだけご紹介します。
設定的には林間学校みたいな感じです。
それでははじめます。
数多の星が輝いている。
皆が寝静まった夜、僕はなんだか眠れず、バルコニーから外を眺めていた。
街灯も何もない山奥ということもあり、普段見えないような星、星座が輝いている。
この想いを打ち明けよう、そう思ったのに僕は結局切り出せないまま、こうして最終日の夜になってしまった。
昔から友達みたいに接してきた・・でもいつからだろう。君をもう友達とは見れなくなっていた。
その仕草、笑顔すべてがいとおしい。
君は今もだれかと一緒なのだろうか、そう思うとなんだか苦しい。
すると、足音が聞こえた。下のほうだ。
バルコニーから下を見ると、君が見えた。
こんな夜中にどうしたんだろう。
僕は急いで一階に降りて扉を開けると、ちょうど君が扉の前に立っていた。
あれ、眠れないの?と君はいい、私も眠れないんだと笑いかける。
そして一緒に川原へ向かった。
あんなにうるさかった虫の声が消え、僕の耳には君の声しか入ってこなかった。
ちょうどいい岩を見つけ並んで座った。いつかも二人で並んで座ったっけ。
すると君はずっと言えなかったんだといい、すこし表情を曇らせた。
僕は次の言葉を聞いたときに胸が詰まった。
昔からあたりまえのように一緒にいて、たくさん同じ時を過ごした君が、もう会えなくなるのかもしれないと。
「私、引っ越すんだ」
君はそういって僕の左手をつかむと、小指を絡ませて
でも、また絶対会おう、と、約束だから、と。
僕は君の夢がかなうならそれでいい。と思った。でもやっぱり悲しかった。
君は、だから、今夜は一緒にいてくれない?といった。
僕は涙をこらえ、うなずいた。
虫の声が大きくなった気がした。
そしてだれもいない真夜中に肩を寄せ合って、ただただ夜空を眺めていた。
引っ越しの日、僕は君の家に向かった。
すでにからっぽになった家の前にまだ車があった。
君は僕を見つけると、すぐに駆け寄ってきてくれた。
僕は今しかない!そう思い、打ち明けた。
君はそれをきいて、僕の手を取り
紙?のようなものを渡してくれた。
そしてそのまま、行ってしまった。
遠くなっていく車をぼくはただ見ていることしかできなかった。
家に帰って手紙を開けると、君の字だ。手紙だった。
そして下には写真もあった。ずいぶん昔の写真だった。
小学生の時に一緒に田んぼに行った時のものだった。
僕は手紙を読み進めていくうちに、なみだをこらえられなくなった。
拝啓
突然のお手紙、すいません。
でもきっと言葉で伝えるのは難しいかなと思いました。
私は昔からの夢をかなえるために引っ越します。
でもだからといって友情はなくなるとか、そういうことではありません。
下の写真見てくれた?この日、私に「大きくなったらけっこんしようね」と言ってくれたのを覚えていますか?
正直に言うと、引っ越しなんてしたくなかった。離れ離れになりたくなかった。
ずっと一緒に過ごしたかった。
だから、約束しよう。
いつでもいいから迎えに来て。
いつでも待ってるから。約束だよ?
・・と。
最後のほうは文字が震えていて読めなかったけど、僕はもうこらえきれなくなり、車に飛び乗ると、猛スピードで走りだした。
俺もずっと・・!君のことが・・
ここでおきました。いかがだったでしょうか。
書いてていい話だな~と思ってました。
僕にはこんな幼馴染みたいな人はいなかったので、わかりませんというか、夢ってすごいですね。
ところどころおかしな点はイマジネーションしてます(例えば手紙のところとか、最後のほうは読めなかったってしてます)
こんな青春がよかったぜ・・って思いましたね。
というか高校生なのに車運転してますね。そこもおかしかったです。
またいい夢見たら小説にしようかなと思います。
読んでいただきありがとうございました。