こんにちは、ずんだ萩原です。
衝動買いしたdp-7020ですが、ジャンク品です。
理由は「読み込みが遅い」らしいです。
読み込むのなら簡単に直せると思い買いました。
トレイが開かないのは博打です。
トレイも開かず読み込まずとなるとそうとう大変です。
そういう場合は買わなかったと思います。

前「もうCDプレーヤーは買わない」といっていたと思います。
自分もその気でいたのですが、なぜかこの機種に惹かれました。
以前中古ショップで父親と買い物をしていた時、自分が不思議なものを感じて買おうか悩んでいた時、「そういう時はその売られているものが買って欲しいっていっているんだよ」と言われたことがあります。
ネットの画面越しではありますが、このPlayerが自分に買ってくれと頼んだのかもしれません。
あとピックアップレンズが今でも入手可能なkss-150aというのも大きいです。
互換性がある他のモデルでもいいのでより入手が簡単です。

トレイの開閉はやや遅いです。
ちなみにゴムベルトへアクセスする方法がわからず断念しました(史上初)

上のように再生はOKです。
CDプレーヤーのレンズが壊れている・弱っている時は最後の方になればなるほど飛んだり再生しません。
今回は最初から何の問題もありません。
というか読み込み遅いのって間違いなく仕様です。
SONYのリニアピックアップがあまりにも速すぎるのです。

内部はこのようにセンターマウント方式です。
以前断念した(闇に葬った)cd-p1850と同じです。
奥の黒いのは電源トランスらしいです。
めちゃでかいわけではなく、樹脂のカバーに覆われた小さいトランスです。
左がサーボ・制御回路で右が音声回路です。
かなりの量の部品ですが、目を引くのはやはりこれです。

でっかいヒートシンク。
この下にDACがありました。
その上はオペアンプがあります。
ちなみに、この機種はデジタル出力もできます。

左が可変、右が固定、デジタルアウトです。
デジタル出力の音もぜひ聴きたいところです。
で、修理というか何の問題もないのでグリスだけ塗ります。
分解方法は、まず電源を入れてトレイを出した状態で止めて電源を切ります。
その状態でトレイのカバーを外し、メカを脱着します。
そうすれば簡単に撮れます。
フロントパネルの撮り方がわかりません。

これがメカです。
ピックアップユニットは外れますが、そのほかがわからず断念。
掃除とグリス塗り塗り、レンズの掃除をして戻しました。
最後に音に関してです。
まず、よく言えば変な味付けがなくフラットな音です。
悪く言えばなんの特徴もない感じです。
自分的にはフラットな音が好きなので満足の音質です。
感想文を書くためにYMOなどいろいろ聴いてみました。
同じものをcdp-553esdとも比べましたが、解像度の差はあるものの音は良いです。
もちろん553esdには負けてますが、普及価格帯の製品でこの音ならすごく良いと思います。
※当時の価格は60000円くらいとのこと
ラックが届き次第しっかり配線して組み込もうと思います。
レンズが死ぬ心配をしなくていいので、553esdと併用していこうと思うのだ。
ということで終わります。
読んでいただきありがとうございました。