はぎわらの趣味のブログ

ガジェット、パソコン、オーディオ、文房具などを一日2~3くらい記事を投稿しています。

〈軟骨伝導イヤホン〉ATH-cc500BT、おすすめできないです。

最初に注意です。

この記事では自分が思ったことをありのままにお伝えするので、批判的な表現が含まれます。苦手な方はお気をつけいただくか、この記事を閉じてください。

 

こんにちは、萩原です。

今回は本当は軟骨伝導イヤホンを買ったのではりきってレビュー記事を書こうと思っていました。

このイヤホンは「ながら聴き」のためのイヤホンで、音楽鑑賞とかは今回は試していません。

今回はただ文句をいうわけではなく、どこがどのように不満なのかをはっきりご紹介します。

全部が全部悪いというわけではなく、いい点もあったのでそちらもご紹介します。

 

1スイッチ小さい。

クイックスタートガイドに「Rのボタンを二秒長押し」で電源が入るとありました。

こちらをご覧ください。

ちっちゃい。

僕の指は特別大きくもないので小さいことがおわかりいただけると思います。

いや、ちっちゃいことも問題ですが、押したときに全然沈まないので押しているかがわからない。

この写真は左なので押せませんが左右対称デザインです。

それも困ります。

いま使っている骨伝導イヤホンのopen moveは明らかにスイッチとわかるし、押したら押したとわかります。

位置も左です。

慣れれば大丈夫かもしれませんが、左で慣れていたので時間がかかりそうです。

ちなみに、ボリュームスイッチは押した感がありました。

 

2apt-X/apt-X HDに対応。

専用アプリ「connect」でコーデック・音量・バランス・イコライザーが変更できるので便利です。

しかし、イコライザーはプリセットのみです。

この中の一番上「clear voice」はマジで音がおかしくなります。

高音が耳に突き刺さるように鳴ります。(あと音質劣化が顕著)

「Bass boost」は低音を強調しますが、もともと低音が全然でないので変わったのかわかりません。(ちょっと改善したきがする)

最初メインスマホでやっていて、おかしい音質だったのでスマホが悪いんじゃないか、と思いxiaomi 11tにつなげましたが、変化はありませんでした。

パソコンでも同様です。

メイン画面はこのように、シンプルでわかりやすいと思いました。

あと、僕のスマホ(arrows xiaomiふたつとも)では接続が不安定になります。

パソコンでもそうなるので初期不良かもしれません。

 

3マルチペアリング対応

パソコンとスマホなど、ふたつの機器に接続ができました。

スマホにつなげてもパソコンで認識はしています。

これがすごい便利で、携帯で音をOFFにして、パソコンで音を流せばイヤホンを替えずに済みます。

4付属品が豪華

充電用ケーブル・ポーチが付属します。

ポーチはありがたい。

 

 

5音質が・・

骨伝導とか骨伝導イヤホンは「ながら聴き」するためのもので、音楽鑑賞のためではないので、音楽はあくまでついでに聴いてみました。

Youtubeなどの動画がそこそこの音で聴ければいいやって思っていました。

そこで今使っている骨伝導イヤホンのshokz openmoveと比べました。

世界初の軟骨伝導イヤホンで、骨伝導イヤホンよりも音がいいらしいので、(オーディオテクニカのホームページより)すべての条件を同じにして実験しました。

 

ー条件ー

スマホ(arrows nx9)固定

・同じ動画(4本ほど)

スマホ側の音量固定

・コーデックも固定(SBC)

 

ここで、まず「音が小さい」ことに気づきました。

骨伝導は押しつけがそこそこ強く、僕の場合電車の中でも使えていました。

今回のは押しつけが弱くて、装着感が良好な反面音を上げても小さいです。

ただ、音量を上げても骨伝導のくすぐったさがありません。

あと位置がシビアすぎない?と思いました。

押しつけが弱いのでずれやすいですし、位置が違うと音がこもります。

 

今回はゲーム実況者の方の動画や、車の動画など多岐にわたって閲覧しました。

正直に言うとopen moveに負けています。

どのような音質かを具体的に表すと、昔のインナーイヤーイヤホンというイメージです。

スカスカで、低音は出ないかわりに高音がよかったです。

ながら聴きなら、音質なんてなんでもいいでしょって思われる方もいらっしゃると思います。

しかしながら、この音はながら聴きの範疇といえどもひどいです。

運動などに集中していれば、と考えましたが普通に気になります。

あと、運動しながらを想定している方はお気を付けください。

装着感がいいかわりにずれやすいです。落ちることはないですが。

しかも、これはこういう形(↓)をしているので、上を向くと首にあたってずれます。

open moveもずれますが、これは押しつけが弱いのでさらにずれやすいです。

 

 

6電池のもち・充電速度

電池は100%で使っても全然減らなかったので、良好です。

充電ですが、買ったときは95%ほどだったので、正しい結果ではないかもしれませんが、速かったです。

 

7総評

おすすめはできません。

そこそこの音でながら聴きしたいなら、ほかの機種のほうがいいと思います。

1万円台後半でこの音質なので、もうちょっと選べばAVIOTなどのメーカーも買えます。

電池の持ちや、apt-Xに対応していたり、マルチペアリング、オーテクのアプリに対応していて、悪い点ばかりではなかったですが、あくまで自分はおすすめしません。

今後は予備として使いますが、もしかしたら自分が何かの設定を間違えて音質劣化しているかもしれないので、その時はこの記事を改めます。

しばらく使ってみる予定なので、また後日「しばらく使って」のレビューを書きます。

世界初なので、これからどんどん進化していくと思うので、今後に期待します。

 

今回は長くなりましたが以上で終わりにします。

読んでいただきありがとうございました。

 

3月11日:一部内容追加済